伊呂波歌留多・門下生版

求道舘いろは歌留多 (門下生)

  • い  一番はじめは礼儀から
  • ろ  論よりは稽古々々するが勝ち
  • は  反省を出来る人に進歩あり
  • に  忍耐は日々の稽古でやしなわれ
  • ほ  ほめられた先生の言葉忘れずに
  • へ  返事する言葉ははっきり大声で
  • と  遠間よりまず面打の稽古から
  • ち  近間ではしっかり手の内鍛えあげ
  • り  理解して始めて分かるおもしろさ
  • ぬ  脱いだ靴はくとき考えそろえて置く
  • る  ルールとは守ることこそ人の道
  • を  終わりまで心ゆるめぬ良い稽古
  • わ  我忘れ打ち込み稽古で時は過ぎ
  • か  勝ちたいと思う心が負けのもと
  • よ  よく学び身体を鍛える剣の道
  • た  耐え抜いて重ねる稽古で強くなり
  • れ  礼に始まり和で修める求道舘
  • そ  粗末に出来ないものは時間なり
  • つ  突技は高段者のつかうもの
  • ね  念入れて学べや剣道の理と心
  • な  何事もやり抜く気持ちで一生懸命
  • ら  楽をして剣道の道はのぼれない
  • む  向突とにかく相手の意を損ず
  • う  打ち込みは遠間より打つ心
  • ゐ  居つかない稽古々々の足さばき
  • の  のど元につけた剣先我守り
  • お  臆せずに打ち込むことが大事なり
  • く  繰り返し続けて身に付く剣の技
  • や  やったぞと先生からとった一本勝負
  • ま  待つ間人の稽古の良さを見る
  • け  稽古とは稽古々々と積むばかり
  • ふ  拭き掃除水の冷たさ手がおぼえ
  • こ  心から思う気持ちが礼に出る
  • え  偉い人は何事するにも全力投球
  • て  手助けを受けることなく正しい着装
  • あ  雨降りもいやだに負けずまず道場
  • さ  残心は気勢ゆるめず即構え
  • き  気がはやり打とうとせずに足構え
  • ゆ  勇気出し打ち込む心が腕をあげ
  • め  面打ちは左手正しく振りかぶり
  • み  身につけよ正しい礼儀と正しい剣道
  • し  信じ合う気持ち忘れず互角稽古
  • ゑ  会得から習得、体得剣の道
  • ひ  退くところ出るところが打突の機会
  • も  もう一本度重ねるほど強くなり
  • せ  正座は背筋正しく腹式呼吸
  • す  すり足は姿くずれぬ足運び
  • updated 2006/06/23
    Copyright 求道舘冨田道場館長 冨田紀作